MENU

三角関数も知らなかった私が、一陸技に合格するまでの物語【気まぐれログ】

目次(クリックで飛べます)

はじめに

こんにちは。今回は、私が挑戦して合格した資格 「第一級陸上無線技術士(一陸技)」 について書いてみます。

正直に言うと、私はもともと数学や理科が得意ではありません。
むしろ「三角関数って何?」というレベルで、最初に過去問を開いたときはあまりの意味不明さにめまいがしたほどです(笑)。

それでも合格できたのは、勉強法を工夫し、「合格するためだけに集中した」から。
この記事では、その挑戦の物語をお伝えします。


きっかけはシンプルだった

資格を取ろうと思った最初の理由は、とても単純です。
「会社で資格手当がつくから」。

最初は軽い気持ちでした。
けれども、そこから始まった挑戦は、想像以上に自分を追い込む日々の始まりでした。


一陸技の壁に直面

一陸技の試験科目は「無線工学A」「無線工学B」「無線工学の基礎」「法規」。
ざっくり言うと、数学と理科をかけ合わせたような世界です。

ところが私は大学を中退しており、三角関数や対数といった基礎的な数学を学校で学んでいませんでした。
公式を見ても意味が分からず、
「これ、どうやって解けばいいの?」
という状態からのスタート。

最初に問題集を開いたとき、頭が真っ白になり「これは無理だ」とすら思ったのを今でも覚えています。


迷走と突破口

最初の1か月は、勉強の方向性すら見えず、ただ時間だけが過ぎていきました。
そんなときに気づいたのが、「過去問にすべてのヒントがある」 ということ。

私は腹をくくって、

  • 過去問を徹底的に研究する
  • 出題傾向を把握し、「合格に必要な部分」だけを重点的に学ぶ
  • 三角関数や対数はネットで基礎から学び直す

という方針に切り替えました。


iPad勉強法と反復

ここで役立ったのが iPad です。
iPadに「問題の解き方と答え」をまとめておき、いつでもどこでも見返せるようにしました。
紙のノートよりも修正が簡単で、整理もしやすかったのが大きなメリットです。

計算問題については、とにかく「反復あるのみ」。
問題を見た瞬間に公式が無意識に浮かんでくるまで、何度も何度も解き直しました。
理解するというより、体に叩き込む作業。これが合格への近道だったと思います。


勉強時間と試験回数

最終的にかけた勉強時間は、ざっくり次のとおりです。

  • 反復資料の制作:約 300時間
  • 資料を使った反復演習:約 130時間
    👉 合計 430時間

一陸技は 年2回しか試験がなく、3年で最大6回のチャンス しかありません。
私はその中で4回目の挑戦で全科目合格できました。
期間にするとおよそ2年。長く感じましたが、積み重ねが形になった瞬間でした。


最終的に感じたこと

最初は「三角関数も分からない状態」からのスタートでしたが、過去問を研究して問題のクセを見抜くようになると、次第に「これはいけるかもしれない」と手応えを感じるようになりました。

振り返れば、最終的には やる気さえあれば取れる資格 だったと思います。
もちろん努力は必要ですが、「自分には無理だ」と思っていた私でも合格できたのです。


これから受験する人へ

もしこれから一陸技に挑戦する方がいるなら、私からのおすすめはただひとつ。
「過去問を徹底的に研究すること」

公式や知識の暗記も大事ですが、出題のクセを掴むことで合格に一気に近づきます。
まずは1年分でもいいので、過去問を通して「出題者のクセ」に慣れることを強くおすすめします。


まとめ

一陸技の勉強を通して学んだのは、資格の知識以上に 「やる気さえあれば可能性は無限大」 ということです。

どんなに難しく見える課題でも、一歩一歩積み重ねれば必ず突破できる。
この経験は、これからの人生においても大きな糧になると思います。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
また次の記事でお会いしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

音楽鑑賞、歌うこと、映画やアニメ鑑賞、ゲーム、運動、車、お金の話、雑学や宇宙などのスピリチュアルな話やロマンのある話が好きです。このブログでは日々の自分の行動や感情を記録していこうと思います。ぜひ楽しんでいってください。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次(クリックで飛べます)