はじめに
お金の使い方には大きく分けて 消費・浪費・投資 の3種類があります。
これを理解しておくと、「どのくらいの期間楽しめるか」を基準にして、お金を後悔なく使えるようになります。
1. 消費とは
定義
生活に必要な支出。
食費・光熱費・住居費・交通費など「生きるため」「生活を維持するため」に使うお金。
特徴
- 瞬間的に価値が消えるが、必要不可欠
- 節約の工夫次第で最適化できる
- 「削りすぎると生活の質が下がる」領域
👉 ポイントは「同じ消費でも、無駄を省けば浪費にならない」ということ。
2. 浪費とは
定義
必要以上に使ってしまうお金。
見栄や衝動買い、すぐに消えてしまう快楽に使う支出。
特徴
- 一瞬の満足で終わる
- 使った直後に「やっぱりいらなかった」と後悔しやすい
- 「買う行為自体」が目的化してしまうことが多い
👉 例えば、外食や服でも「必要な範囲」なら消費だが、「見栄や衝動」で使えば浪費になる。
3. 投資とは
定義
未来の価値を生むお金の使い方。
金融投資だけでなく、学び・経験・人間関係・健康づくりなども含む。
特徴
- 一時的な支出が、長期的なリターンにつながる
- リターンは「お金」だけでなく「成長・スキル・幸福度」にも表れる
- 目先の快楽よりも、後々の豊かさを生む
👉 本や学びへの支出、運動や健康食品、株や投資信託などは「未来の自分」を豊かにする投資。
4. 判断のフレームワーク
お金を使う前に、この3つを考えると判断がクリアになります。
- これは生活に必要か? → 消費
- 一瞬で消えるだけか?後悔しないか? → 浪費
- 未来に価値を生むか? → 投資
さらに前回の基準を加えると…
👉 「このお金で、どのくらいの期間楽しめるか?」 を問いかけるとブレにくい。
実践:私の場合
私は「これは本当に必要か?」と思ったとき、すぐに買うのではなく株を買うようにしています。
これに加えて、使う前に必ず「消費か?浪費か?投資か?」を考えるようにしました。
- 新しい服を買いたい → 浪費になりそう → 株を1株購入
- 本を買う → 自己投資 → 数週間〜一生役立つ学び
- 外食 → 消費(イベント扱いならOK)
こうすることで「お金を使った後悔」がほぼなくなりました。
まとめ
「お金を使わない生活」を実践するうえで大切なのは、お金の使い方を分類して考えることです。
- 消費:生活に必要、最適化で節約可能
- 浪費:一瞬で消える、後悔しやすい
- 投資:未来の価値を生む、長期的に楽しめる
そして判断のコツは、
👉 「これは消費?浪費?投資?」
👉 「このお金でどのくらいの期間楽しめるか?」
この2つを問いかけること。
それだけで、お金との向き合い方が変わり、浪費は減り、未来につながる投資が増えていきます。
次回予告
次はさらに踏み込んで、「投資的お金の使い方ベスト10」 をまとめます。
資産形成・学び・健康・人間関係など、どんな分野にお金を使えば一番リターンが大きいのかを具体的に解説します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
また次の記事でお会いしましょう。
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